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【ヘルスケア講座その37】意外と身近な「気象病」とは? 症状と対策

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みなさんこんにちは、メンズコスメのザスインターナショナルです。

「低気圧になると体調が優れない」という方がしばしばいます。
台風や雨の日に頭痛や膝が痛むというのが一般的ですが、このような気象の変化によって起きる原因不明の症状を「気象病」と呼びます。

そこで、今回は気象病の症状や対処方法についてご紹介します。


■気象病とは
気象の変化によって、体調に悪影響が起こる病気を総称して「気象病(天気病・天気痛)」と言います
はっきりとした原因が解明されていませんが、環境の急激な変化が影響して自律神経のバランスを乱し、体調を崩してしまうと言われています。
これからの梅雨シーズンや台風シーズンなど、気圧や気温が大きく変化する時期は注意が必要です。


■気象病の症状
気象病の症状は1つ2つに特定することは難しく、人によってその症状はさまざまです。
一般的なものに以下のものがあります。

・偏頭痛
気象病の一般的な症状です。
偏頭痛は、こめかみの辺りが脈を打つように痛むという特徴があります。
急激な気圧の変化によって脳の血管が広がって、神経を刺激することで痛みが発生しています。

・関節痛、肩こり
偏頭痛の次に多くみられるのが関節の痛みです。特に膝の痛みが多いのが気象病による関節痛の特徴です。
気圧の変化が自律神経を乱れさせることで、血行が悪くなって痛みが生じやすくなります。

・目まい、ふらつきが起こる
平衡感覚をつかさどっている内耳神経に不調が起きることで目まいが生じます。
気象変化による自律神経の乱れが血行を低下させ、内耳への血流にも影響していると考えられています。

<その他の症状>
・腰痛
・けん怠感、やる気の低下
リュウマチ、神経痛
気管支喘息
・不安感やネガティブな気持ちが強くなる
・手足のむくみ
気管支喘息


■気象病の対策・対処法
・適度な運動とストレッチ
気象病の症状を改善するには、運動とストレッチが効果的です。体を動かして血行を良くすることで、気象によって乱れた自律神経を整えることができます。日頃、オフィスワークで体を動かす習慣がない方におすすめの方法です。

・規則正しい生活を心がける
睡眠不足は気象病をまねく原因の1つです。
早寝早起きを心がけて、十分に睡眠を取って規則正しく太陽の光を浴びるようにしましょう。

・お風呂に浸かる
毎日20~30分ほどお湯に浸かるようにしましょう。みぞおちくらいの半身浴でじんわりと汗をかくことが大切です。溜まった老廃物を排出することができます。毎日エアコンの効いた部屋にいる方におすすめです。

気象病は現在の体質を改善することが、一番の対処方法となります。睡眠と規則正しい生活、運動を心がけてじっくり対策を取っていきましょう。

以上、メンズコスメのザスインターナショナルよりヘルスケア講座をお届けしました。