メンズビューティーラボ in ザス・インターナショナル

メンズコスメのザスインターナショナルが運営するはてなブログです

【ヘルスケア講座その20】いつでも水分補給!誰もがなり得る熱中症の症状と対策

f:id:blog_zas:20180821152301j:plain

みなさんこんにちはメンズコスメのザスインターナショナルです。

ここ数年で熱中症の注意報も、毎日の気温予想と同時にみられるようになりました。
言い換えれば、熱中症はそれくらい身近で誰にでも起こり得る危険な症状なのです!
重篤な症状に陥ると、死亡する危険性もあります。

そこで、今回は熱中症の症状と対策についてご紹介します。

熱中症の症状
熱中症とは、簡単に言うと「暑い環境にいることに対し、身体が適応できずに起きてしまう症状の総称」です。以前は熱射病や日射病などという言葉が使われることが多くありましたが、これも熱中症の症状の1つなのです。

熱中症になる原因は、「環境」と「健康状態」、そして「行動」の3つが大きく関係します。

「環境」とは気温が高く、湿度が高い環境のこと。風の弱さも影響します。「健康面」では水分やミネラルの欠如した状態や寝不足などが挙げられます。そして激しい運動といった「行動」が影響しあって、体温を調整することができなくなり、熱中症になるのです。

熱中症の症状は主に以下の4つがあります。
①熱射病
体温上昇したために意識障害がおきたり、ショック状態になります。呼びかけに対する反応が鈍かったり、不自然な言動をするなどの症状がみられます。

熱失神(日射病)
炎天下にいると、熱を下げるために血管が拡張されて血圧が低下します。すると、脈が速くなりますが脳の血流が少なるため、めまいや失神、一時的な顔面蒼白が起こります。

③熱けいれん
激しい運動などで大量に汗をかいたとき、水分だけを補給すると血液の塩分が低下します。塩分が低下すると足や腕、腹部の筋肉に痛みと同時にけいれんが生じます。

熱疲労
大量に汗をかき、水分を失って体が脱水状態になると、倦怠感・嘔吐・頭痛・集中力や判断力の低下などが起こります。


熱中症にならないために
熱中症を予防するには、次に紹介する飲み物でこまめに水分補給をしましょう。
喉に乾きを感じた時には既に多くの水分を失っている状態です。まず、大切なのは外出前・運動する前に水分を補給しておくことです。常に“水分が失われる前に補充する”という意識が大切です。
経口補水液
水分補給は大切ですが、注意も必要です。一度に大量の水を飲んでしまった場合、体内の電解質のバランスが崩れてしまい、かえって体調不良になることもあります。水分補給はかいた汗の分だけ、そして塩分も同時に摂取することが大切です。
日本体育協会は0.1~0.2%の塩分と糖質を含んだ飲料を推奨しています。失った体液を素早く補充するには経口補水液がオススメです。

②スポーツドリンク
運動している際は、水分と同時に塩分も同時に補給することが大切です。経口補水液同様に、スポーツドリンクなどでの補給もオススメです。
経口補水液と異なる点は、塩分(電解質)が少なく糖分が多いことです。また、クエン酸ブドウ糖やショ糖なども入っていることがあり疲労回復の効果が期待できますが、飲みすぎると糖尿病のリスクが高まるため注意が必要です。

③麦茶
麦茶には体温を下げる効果や、血液をさらさらにするという効果が期待できます。また、「ミネラル入り麦茶」が熱中症対策に効果的と言われています。カフェインも少ないため、日常生活を送るうえで定期的に飲む飲料としてオススメです。

今回は、熱中症の症状と熱中症を予防するオススメの飲み物をご紹介しました。
熱中症は室内でもなってししまうことがあります。油断することなく定期的な水分補給を心がけましょう。

以上、メンズコスメのザスインターナショナルよりヘルスケア講座をお届けしました。