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【ヘルスケア講座その35】スマホで増えている? ドケルバン病とは

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みなさんこんにちはメンズコスメのザスインターナショナルです。

最近では、スマートフォンの使い過ぎによって「ドケルバン病」になってしまう方が増えているのをご存じでしょうか?
メディアなどでは「スマホ腱鞘炎」とも呼ばれており、現代人特有の病気です。

今回は、ドケルバン病の原因と対策についてご紹介します。


■ドケルバン病とは?
親指を酷使することで、指の付け根に起きる腱鞘炎のことを「ド・ケルバン病」(狭窄性腱鞘炎)と言います
親指(母指)には腱がいくつかついています。そのうち2本が手首の母指側の腱鞘の中を通りますが、腱鞘の部分が炎症してしまうことで痛みや腫れができてしまうのです。


■ドケルバン病の原因
この病気はスポーツが原因で生じることが一般的でした。
しかし、近年ではスマートフォンの使い過ぎ(片手操作することで親指の負担が増える)が原因で増えています。


■ドケルバン病の予防と対策
・手首の休息が一番
一番の解決方法は手首を休ませることです。
スマートフォンを片手で(親指で)操作し続けてしまうことで、この病気になってしまった場合は両手で操作するようにしましょう。時折痛みを感じるなどの段階で、このように気を遣うことが大切です。

・湿布で痛みを抑える
腱鞘炎は、湿布を貼ることで炎症がやわらいでいきます。また、湿布を貼っている時は手首に負担がかからないよう休ませることが、早く治ることにつながるのです。


■痛くても休めないときは?
どうしても手を休ませることができない場合は、サポーターやテーピングを利用しましょう。負担を軽減させることができます。
また、痛み止めの薬や注射という手段もありますが、一時的な効果でしかないため改善には結びつきません。出来ることなら、時間を作って病院で治療するようにしましょう。


腱鞘炎は身近に潜む怖い病気です。一度なってしまうと、簡単に完治することはできません。スマホやPCをしていて、親指の付け根に痛みを感じた場合は病院に行って相談することをオススメします。

以上、メンズコスメのザスインターナショナルよりヘルスケア講座をお伝えしました。