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【ヘルスケア講座その29】指が痛い? パソコン腱鞘炎の原因と対策

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みなさんこんにちはメンズコスメのザスインターナショナルです。

「パソコン腱鞘炎」という言葉を聞いたことある方も少なくないでしょう。
パソコンでの作業が基本となっている現代では、パソコン作業が原因で腱鞘炎を発症してしまう方が急増しているようです。
「パソコン腱鞘炎」は「マウス症候群」とも呼ばれ、新現代病の1つに数えられています。

そこで、今回は「パソコン腱鞘炎」の原因と対処法についてご紹介します。

■ パソコン腱鞘炎の原因ってなに?
・手首、指の使い過ぎ
腱鞘炎になる原因は、手の使い過ぎ(曲げたり伸ばしたりを繰り返し)にあります。
キーボードやマウスを使用しているときは、常に負荷がかかっている状態です。
タイピングに力がかかっていなくても、作業時間が長ければそれだけ筋肉の緊張状態が続いてしまうため、炎症を起こす可能性が高くなります。

・パソコン使用時の姿勢の悪さ
パソコン使用時の姿勢が悪いと腱鞘炎になりやすいと言われています。
パソコンで作業する時の姿勢は、上半身が前傾になり肩甲骨を前に巻き込むような状態で固まってしまう傾向がります。このため、肘から先の部分だけで操作するようになり、負担が肘から手にかかってしまい腱鞘炎になるのです。

・操作に力をかけすぎている
マウスやキーボードを操作するとき、強い力でクリックやタイピングをしている方は腱鞘炎になりやすいようです。
また、タイピングやクリックしていなくても、手のフォームだけで知らず知らずのうちに力がかかっている方は要注意!!
パソコンを操作している時間そのものが腱鞘炎の発症につながってしまうのです。

■ パソコン腱鞘炎の対処法
・正しい姿勢を保つ
①足の裏をきちんと床につける
②背筋を伸ばし、背骨が前に曲がるのを防ぐイメージで顎を引く
③椅子に座って机に手をついたとき、肘の角度が90度になるようにする

・こまめに休憩を取る
パソコンを操作する場合は、1 時間ごとに休憩を取るようにしましょう。
休憩中にマッサージやストレッチをすることも、腱鞘炎の予防につながります。

■ 腱鞘炎を予防と対策
・手のストレッチ
手のひらを上に向けて左右どちらかの腕を前に伸ばします。
手の甲が身体側をむくように、片方の手で指を引っ張ります。
同じ動きを、もう片方の手でも行います。
続いて、今度は腕を前に伸ばし、手のひらが身体側を向くように引っ張ります。
同じ動きを、もう片方の手でも行います。

・お風呂でほぐす
初期の腱鞘炎は、休めたり温めることが大切です。
お風呂に入ったら、痛みを感じる部分を優しくマッサージして、手を閉じたり開いたりする運動をしましょう。
しかし患部に熱っぽさがある場合は温めずに冷やすようしてください。

腱鞘炎は一度なると、なかなか治りません。
これは、仕事する上でパソコンを操作しなければいけないため、さらに悪化させてしまうのです。
少しでも違和感を感じたら対策をとり、休憩をこまめに入れるようにしましょう。
痛みを感じたらできるだけ早く医師に相談することも予防や改善につながります。

以上、メンズコスメのザスインターナションナルよりヘルスケア講座をお届けしました。