【ヘルスケア講座その33】春でも用心を！ インフルエンザの原因と対策

みなさんこんにちは、メンズコスメのザスインターナショナルです。

「インフルエンザは乾燥した冬に流行するもの」という知識から、「春になれば安心」と思い込んでいませんか？
実は春もインフルエンザが流行することがあるため注意が必要です。

今回はインフルエンザが春でも流行する原因と対策をご紹介します。

■遅れて流行するインフルエンザ「春インフル」とは
日本で起こるインフルエンザの流行は毎年12月から始まり3月末ごろまで続きます。
ここで注意が必要なのは、流行し始める前半と流行が終息に向かう後半では原因となるインフルエンザのタイプが違うということです。
12月乾燥し始めるころはA型のインフルエンザが主に流行します。そして後半になるにつれB型インフルエンザが増えていきます。
このB型インフルエンザは5月になっても地域ごとで流行するために「春インフル」と呼ばれているのです。

■春インフル流行の原因はワクチンとも関係がある？
インフルエンザの感染を防ぐために、10月や11月ごろにかけて予防接種を受ける方は多くいるでしょう。
ここで改めて認識しておきたいのは、「予防接種を受けたら絶対安心とは言い切れない」「ワクチンの効果は5か月程度で失われる」ということ。
ワクチンはインフルエンザの重篤化を防ぐためのものです。ウイルスの侵入事態を防ぐことはできません。このため、予防接種をしてもインフルエンザにかかることがあるのです。
さらに、10~12月に予防摂取をした人は3~5月に効果が切れてきます。
このため、インフルエンザが流行する12~2月は感染を防ぐことができても、春のインフルエンザには無防備になってしまう恐れがあるのです。

■インフルエンザの対策を取ろう
インフルエンザから身を守るには、私生活でできることを積極的に行いましょう。

・毎日正しい手洗いをする
私たちは生活の中で、多くのものに触れています。そのなかには不特定多数の人が触れるものもあるでしょう。
それらを触ることで自分の手にウイルスが付着して、感染につながる恐れがあります。
外から室内に入ったときや食事をする前などは、手を洗うようにしましょう。また、洗うときは指先や爪、指の間、手首までしっかり洗うようにしてください。

・適切な睡眠と健康的な食事をとる
インフルエンザは免疫力が弱っているときに感染しやすくなります。免疫力を高く保つためには、十分な睡眠をとっておくことが大切です。
また、免疫力の元となるエネルギーを摂ることも必要です。毎日、バランスの良い食事をするようにしましょう。

インフルエンザは寒くて乾燥した状態が流行に適した環境であると考えられていますが、季節的な流行の理由が詳しく分かっているわけではありません。このため、暖かくなっても対策を怠たらないようにしていきましょう！

以上、メンズコスメのザスインターナショナルよりヘルスケア講座をお届けしました。