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【ヘルスケア講座その19】夏の大敵! 水虫の種類を知って予防をしよう

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みなさんこんにちは、メンズコスメのザスインターナショナルです。

気温が上がれば汗をかきやすくなるもの。
そんなときに、悩まされやすいのが水虫ですよね。
特に、スーツで革靴を履く機会が多い方の場合、水虫対策は大切です。
しかし、水虫にも種類があり、それぞれに対して適切な対処・予防法を取らなければ改善は難しいかもしれません。

そこで、今回は水虫の種類とその症状、予防法をご紹介します。

■水虫の種類と症状
・趾間(しかん)型
足の指の間がふやけて皮がむけるという症状の水虫です。
水虫になる人の多くがこの症状で、かゆみが生じる場合もあります。
テレビCMなどで「ジュクジュクした水虫」と言われるものは、この種類の水虫を指しています。
しかし、乾燥している症状もあるため注意が必要です。
<治療法>
市販の薬にはパウダー状のものやクリームや軟膏タイプ、スプレーなどさまざまなものがあります。
ジュクジュクした症状にはパウダー状のものやクリーム・軟膏タイプを選ぶと良いでしょう。
乾燥したものは液状の薬かクリーム・軟膏タイプがオススメです。
しかし、1週間たっても症状が緩和されない場合は医師の診察を受けるようにしましょう。

・小水疱(しょうすいほう)型
足の指先や裏に小さな水ぶくれ(水疱)ができるという症状の水虫です。
皮がむけてくる場合もあります。進行するにつれてかゆみも生じます。
指の付け根や足の側面、土踏まずなどに多く発症します。
<治療法>
市販の薬で治すことができる水虫です。
患部にしっかり塗り込むクリームや軟膏タイプの他に液剤などがあります。毎日続けられそうなものを選ぶと良いでしょう。
クリームや軟膏タイプはお風呂上がりの皮膚が柔らかい時に塗るのが効果的です。お風呂上り以外で使用する場合は、清潔に洗った後よく乾燥させてから塗り込みましょう。
軟膏タイプは、ベトつきを感じることがあるため気になる方はクリームがオススメです。
また、液剤などほかの水分を多く含むタイプはしみる場合があります。使用した時に痛みを感じた場合は使用を控えるか医師に相談しましょう。

・角化型(かくかがた)/角質増殖型
かかとに発症しやすい水虫です。かゆみがなく、皮膚が乾燥してひび割れて角質がぼろぼろと剥がれてきます。進行するとかかとから足の裏全体に広がっていきます。
肌荒れなどと勘違いし、水虫になったと気づきにくいのが特徴です。
<治療法>
水虫の原因である白癬菌が皮膚の奥まで入り込んでしまっているため、市販の塗り薬では治りにくいでしょう。
まずは医師の診察を受けて水虫の検査をしてもらいましょう。
検査後、外用薬(塗り薬)や内服薬が処方されます。塗り薬を処方された場合は、お風呂上りなど皮膚が柔らかくなっている時に塗りこむことが大切です。

・爪白癬(つめはくせん)/爪水虫
一般的に爪水虫と言われる爪白癬は、爪の色がにごりながら厚くなっていきます。
爪には神経がないため痛みやかゆみはありません。しかし、爪が分厚くなりすぎると靴を履いたときに痛みを感じる場合があります。また、手にも発症する場合があるため注意が必要です。
爪白癬は、水虫を治療せずに放っておいた場合に、皮膚から爪へと水虫の菌が移ってしまうことが原因です。発症すると治りづらいのが特徴です。
<治療法>
医師の診察を受け、内服薬を処方してもらいましょう。
内服薬は外用薬では届かない奥の白癬菌も死滅させることができます
外用薬では薬は届かないため、自分で治すことは難しいかもしれません。

■水虫を予防するには
水虫にならないためには、できるだけ足を清潔に保つことが大切です。
・家に帰ったら足を洗う
・足を可能な限り高温多湿の環境にさらない
・通気性の良い靴を選ぶ
・バスマットやスリッパを個別で使用し、清潔にする

以上の事項を意識し、足の健康を守っていきましょう。

同じ靴を履き続けている方も多いでしょう。この場合は靴の換気されず、蒸れた状態が続くため注意が必要です。また銭湯など、多くの人が裸足で利用する施設に行った後は特に注意が必要です。
ボディタオルを利用し、足を一度拭くなどしてから靴下・靴を履くことで外から白癬菌を持ち込む恐れが少なくなります。
日頃のちょっとしたことから気を付けていくことが大切ですよ。

以上、メンズコスメのザスインターナショナルよりヘルスケア講座をお届けしました。